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大西卓哉宇宙飛行士、ISSに入室成功 自身初の長期滞在がスタート 地上に手を振り笑顔も

10月頃まで、約4カ月間の滞在。

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 7月9日15時53分(日本時間)、ソユーズMS-01宇宙船(47S)と国際宇宙ステーション(ISS)間のハッチが開かれ、大西卓哉宇宙飛行士を含む第48次/第49次長期滞在クルーがISSへ入室しました。大西宇宙飛行士にとって自身初となるISS長期滞在が始まりました。

大西卓哉 ISSへ入室する大西宇宙飛行士たち(JAXAより

大西卓哉 入室後に地上と交信する様子

 大西さんは、2009年に油井亀美也さん、金井宣茂さんとともにISSに搭乗する日本人宇宙飛行士の候補者として選抜されました。乗り込んだ47Sは7日10時36分に打ち上げられ、9日13時6分にISSとのドッキングに成功。滞在は10月30日頃までの約4カ月間。科学技術イノベーション政策への貢献が期待される小動物の長期飼育や、高品質タンパク質の結晶生成実験に取り組みます。

大西卓哉 7日10時36分打ち上げ時のソユーズMS-01宇宙船

 入室後に地上と交信した際には、手を振り笑顔も見せた大西宇宙飛行士。ISS滞在についてJAXAの奥村直樹理事長は、「先に長期滞在任務を完遂した油井宇宙飛行士から『たすき』を受けつぎ、これまでに日本が積み重ねてきた確かな技術と存在感を継承し、日本にしかできないミッションを確実に遂行してくれるものと信じております」とコメントしました。

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