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魚を釣ってたらGoProが釣れた! → 中身を見たら、水没するまでの一部始終とカニが写っていた

残されたデータには、水中にうごめくカニの姿が。

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 釣り人が海からデジタルカメラを釣り上げるという珍事が、海外で起こりました。発見者のDan Roseさんは落とした人に伝えるために、カメラに残された動画をYouTubeで公開しています。


発見者の告知動画

 発見された機種は、Woodman Labsのウェアラブルカメラ「GoPro HERO3+」。2013年に発売されたモデルで、現在は生産が終了しています。Dan Roseさんは7月5日に釣りへ行ったときに、水没していたカメラを釣り上げたそうです。


釣り人 発見者のDan Roseさん

カメラ 見つかったカメラ。頭部装着用のケースに入っていたため、釣り針にひっかかりやすかったようです

 同製品には防水性能があるものの、長期間海水に浸かっていたため機械としては機能しませんでした。しかし挿入されていたSDメモリーカードのデータは無事。日付が2015年8月13日の動画ファイルに、撮影者が誤って海に落ち、カメラが水底に沈んだ顛末(てんまつ)がはっきりと残っていました。


分解 分解されたカメラ。部品は浸水でダメになっていたが、SDメモリーカードは無事

動画1動画2 残っていた動画データ。女性の撮影中、急にアングルがおかしくなる

足場水没 桟橋に続いて水中が映る。どうやら撮影者が足を踏み外して落ち、あわててカメラを捨ててしまったもよう

 水没したあとも撮影は続いており、約30分の動画が残っていたそうです。内容のほとんどが、たゆたう海草だったようですが、近寄ってきたカニがカメラを眺める様が映っています。


水底 水底の様子はダイジェストで公開。延々と海草の動きが映っているが……

カニ カメラに興味を示したのか、カニがフレームイン

 Dan Roseさんは動画の最後で、「カメラは修理不能だが、この映像を持ち主に返したいので拡散してほしい」と呼びかけています。


(沓澤真二)


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