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「虐待でしかない」 30年以上開催されている“金魚放流イベント”で物議、開催地の泉佐野市に聞いた

7月16日開催。

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 泉佐野市で7月16日と30日に開催される「犬鳴山納涼カーニバル」。約8000匹の金魚を午前・午後の2回に分けて放流し、参加者たちが捕まえるというこのイベントに対し、「自然界で生きられない金魚を放流するのは虐待ではないか」「生態系に影響がでるのでは」などの意見がTwitterで上がっています。

 毎年開催されているというこのイベントには「元の環境はとうに破壊されてしまっているのでは?」や、「水棲生物の病気には取り返しの付かないものもある」などの意見の他、「地元の川でもやっていた」などの声もあがっています。

 泉佐野市に問い合わせたところ、このイベントは30年以上前から行われているもの。2016年も基本的には開催する予定ですが、どういった形で開催するかは検討中。また河川関係の機関に確認を行っているとのことです。



 これまでの放流方法に関しても「決して広い川ではなく、放流するエリアも絞っている。放流した金魚についても、放流したらほとんど全てがすぐに捕まってしまう」と語り、今回さまざまな意見があがっていることについても「既に生態系などに関する質問を数件もらっているものの、30年以上続いているこのイベントにこれほどの意見をもらうのは初めて」とコメントしています。



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