「ペットは家族」 アイペット損保がペットと同居する従業員に向けた休暇制度を導入
ペットに関わる業務に携わるからこそ、従業員とペットの暮らしについても真剣に考えています。
ペット保険を取り扱うアイペット損害保険株式会社(以下アイペット損保)が、ペットに関する休暇制度を導入したことを発表しました。
「ペットは家族」という考えのもと、犬または猫をペットとして同居している自社従業員が、ペットのための2つの休暇を利用できるようになりました。
1つは「ペット死亡時の忌引き」。同居しているペットが亡くなった際、1頭につき3日間の忌引きを取得可能とするもの。忌引き期間は、従業員の祖父母・兄弟・姉妹が亡くなった際に受けられる忌引き期間と同水準のものを考えて設定されています。
もう1つは「ペット休暇」。1年につき2日間、ペットと過ごす休暇を取得できる休暇制度となっています。
アイペット損保ではペットを家族として迎えている従業員が多く、全従業員のうち約33%がペットと一緒に暮らしています。今回の休暇制度の導入について、社内からの反応では「ペットは家族同然の存在とうたっている当社ならではの取り組みだ。従業員の満足度が高まれば一層のサービス・ホスピタリティをお客さまに提供できるだろう」など、前向きな見方が得られています。
社内からは「犬・猫以外のペットにも適応範囲を広げてほしい」や「同居はしていないが実家にいるペットと過ごす休暇にしてほしい」といった意見もあるようです。対象範囲が見直される可能性もあるとのことで、今後も良い展開が期待できそうです。
アイペット損保は、経営理念として「ペットとの共生環境の向上とペット産業の健全な発展を促し、潤いのある豊かな社会を創る。」を掲げています。「ペットは家族」の認識がより大きく広まり、ペットにも優しい社会ができていくことを願います。
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