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大量死を生き延びた最後のクロマグロ死ぬ 葛西臨海水族園で

5歳魚でした。

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ラストクロマグロ

 葛西臨海水族園で展示していたクロマグロが8月2日13時30分ころ、水槽底に沈んでいるところが発見され死んでいるのが確認された。

 2014年11月から翌1月にかけて「大洋の航海者:マグロ」水槽で飼育されてきたマグロ類が次々と死んでいるのが見つかり(関連記事)、2015年3月24日にはクロマグロ1匹になってしまう事態に(関連記事)。今回、死んだのはこの大量死を免れた最後の1匹だった。

 その後水族園では展示回復を目指す取り組みが行われ(関連記事)、2015年6月にはクロマグロを導入。8月2日現在クロマグロが98尾、スマ35尾、ハガツオ11尾、マンボウ1尾が泳ぐ水槽へ回復していた。

 今回死んだクロマグロは高知県から搬入された5歳魚で、全長145センチ、体重61キロの個体。7月17日から摂餌が見られなくなっていたという。監視ビデオを確認したところ、2日の13時30分に他の個体につられるように突然速く遊泳し、水槽アクリルに衝突する様子が記録されていた。

クロマグロ

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