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イギリスの首相官邸と外務・英連邦省に続き、財務省にも「ネズミ捕獲長」として新たな公務員猫がやってきました。もはやイギリス政府と言えば猫、猫と言えばイギリス政府といった風格です。
新たな公務員猫のお名前は、ヴィクトリア朝時代のイギリス首相ウィリアム・グラッドストンにちなんで「グラッドストン」。グラッドストンは野良猫時代にロンドン市内を歩いていたところ、動物保護施設「Battersea Dogs & Cats Home」に保護され、その後財務省にスカウトされました。着任してすぐに開設された公式Instagramは早速フォロワーが5000人を突破し、早くも存在感を発揮しています。また、SNS上では同じ施設出身の先輩猫からも歓迎されている様子。
ただし、先輩猫のラリーとパーマストンは路上やTwitter上で威嚇し合う姿が目撃され、ライバル関係にあると報道されて先日世間を騒がせたばかり(関連記事)。イギリスではグラッドストンが今後両猫間でどのような立ち位置となっていくかにも注目が集まっています。そんな中、英メディアのTelegraphは「3匹の中で一番かわいいのは誰?」というアンケートを実施。結果はわずかな差でグラッドストンが優勢となっており、これを受けてグラッドストンが不敵な笑みを浮かべた写真をInstagram上に投稿しています。……イギリス公務員猫界影の権力争いがますます激化の予感?
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威厳たっぷりな方がセイラー船長、新人の見習い水夫がボースンくん。