真夏の散歩での足裏トラブルなど、犬を取り巻く社会課題を獣医師と共に考えるブランド「docdog(ドックドッグ)」が誕生しました。プロジェクトの第1弾として、獣医師の目線で考えた犬靴専門ECサイト「docdog ONLINE STORE(ドックドッグオンラインストア)」がオープンしました。
docdogは犬と人との幸福な関係を追求していくためのブランド。立ち上げには獣医学研究者がかかわっており、動物行動学、皮膚科学、栄養学などの専門知識をもったメンバーが参画しています。
プロジェクト第1弾に靴を選んだのは、元は土の上で暮らしていた犬がアスファルトの上を歩くようになり、肉球に大きな負荷がかかっているため。docdogが行ったインターネット調査でも、夏場、犬の肉球に火傷リスクのある時間帯(10時〜19時)に散歩に出かけた経験のある飼い主さんが72%という結果が出たそうです。
docdogでは、「肉球は一度ケガをしてしまうと治りにくい部位なので、愛犬とのよりよい暮らしを考えて、犬のための新しい靴の在り方を提案していく」としています。
ドッグ・ブーツを履くことで得られる効果には、路面温度の高い所を散歩する際の火傷リスクの低減、有害物質からの保護、ケガの予防や傷口の保護、災害時のガラスやガレキによるケガの防止などがあげられます。
まだ日本ではなじみがないため、愛犬にドッグ・ブーツを履かせることに不安や抵抗があるかもしれませんが、「docdog ONLINE STORE」では獣医師監修のもと、動物福祉に配慮した情報発信を行っていきます。また、取り扱う全ての商品に獣医師のレコメンドがつけられ、初めてドッグ・ブーツを選ぶ飼い主さんにも親切に作られています。
docdogでは他にも、学術的な研究に基づいた記事を掲載する「docdog lab.」や、犬との新たなライフスタイルを提案するWebマガジン「docdog MAGAZINE」などで情報を発信していくそうです。docdogで愛犬との幸せな暮らしに役に立つ情報が手に入るかもしれませんね。
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