SNSやブログなど、ネット上での自分が現実の友人・知人にバレてしまう、いわゆる“身バレ”を扱った漫画がTwitterで注目を集めています。タイトルはズバリ「会社の女の子にツイッターアカウントがバレた」。ネットとの付き合い方について考えさせられます。
漫画をTwitterに投稿したのは、会社に勤めつつ漫画家業を営む吉本ユータヌキさん(@gonnakill_uta)。Twitterでの活動は、会社には完全に隠していたそうです。しかし、以前Twitterで公開した漫画に会社でのやりとりを盛り込んだことが元で、同僚の女性にバレてしまいます。
過去のツイートもがっつり読んだと聞かされ、うろたえる吉本さん。「会社の自分とTwitterでの自分が違いすぎて恥ずかしいから」と懇願し、社内に口外しない約束を取りつけます。
ここでいったん話は落着しますが、自分のアカウントを発見したということは、同僚もTwitterをやっているであろうことに気づいた吉本さん。それを指摘した結果、当日の夜に彼女からフォローを受けます。相手のアカウントを確認すると、会社ではおとなしい同僚が、実はガチのコスプレイヤーにして、ヘビーなTwitterユーザーだったことが判明。まさかの結末……!
一般的に、人は置かれた状況に合わせて自分を演じ分けるものです。これはネットでも現実でも同様で、現実では出せない自分の一面を、ネットに発現している人も少なくありません。それが露見した場合、人間関係に軋轢(あつれき)をもたらすなど、トラブルになる可能性もあります。ネットに投稿する際は身バレの可能性を常に意識するべきでしょう。
漫画では吉本さんの同僚も、吉本さんへの指摘が元で身バレしています。ケースバイケースではありますが、知人の“ネットでの姿”を知っても、そっとしておいたほうがお互い幸せなのかもしれません。
(沓澤真二)
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