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教員がSNSに個人情報など不適切投稿 名古屋大学が謝罪

個人情報や定期試験問題など職務上知り得た情報を投稿していた。

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 名古屋大学の教員が、個人情報や定期試験問題など職務上知り得た情報を自身のSNSに掲載していたことが発覚したとして、同大学が謝罪した。

 当該の教員は大学院医学系研究科に所属。2月に、当該教員のSNSに不適切な記事があるのではないかとの情報を受けて大学が調査したところ、問題のある投稿があったことが分かった。

 掲載されていたのは、特定の学生が奨学金返還免除者に選ばれたことや、出題予定の定期試験問題の画像、採点中の答案の画像、審査途中の修士論文の画像、立ち会った医学部附属病院での手術中の写真(遠景)、モニターに写った患者のMRI撮影画像の写真など。

 現時点では、この件に基づく個人情報の不正使用等の事実は確認されていないという。これらの情報は大学側が把握した段階でSNSから削除され、また関係者には個別に報告と謝罪を行っているとしている。

 同大学は、この件を重く受け止め、あらためて教職員に注意喚起を行うとしている。

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