スマホゲーム「アイドリッシュセブン」 トレースや模倣の疑惑を否定
運営元のバンダイナムコオンラインが、カードイラストのトレース疑惑などについて、調査の結果、事実ではないとコメントしています。
スマホゲーム「アイドリッシュセブン」を運営するバンダイナムコオンラインは9月9日、同タイトルで指摘されていたトレースや設定の模倣などの疑惑について「そのような事実はない」とのコメントを発表しました。
同タイトルには先ごろから、カードイラストが他社コンテンツのトレースではないかとネット上で指摘されていました。同社が作業工程も含めて確認・調査した結果、そのような事実はないと判明したと述べています。ただし、「誤解を招いてしまうような絵柄のものが存在している」ことは厳粛に受け止めて、ファンに同様の心配をかけないよう徹底するともコメント。
他作品の設定などを模倣しているのではないかとの指摘もありましたが、これについても「確認・調査の結果、そのような事実はないと判断いたしております」と否定しました。
スタッフがTwitterでゲームの情報を漏えいしていたとのウワサもありましたが、リリース前の情報など機密情報の漏えいにつながる社員の書き込みはなかったと同社は否定。ただし、一部に業務関連の書き込みがあったのは事実で、社会人・会社員としての意識やSNS利用に関する認識について問題があったと判断、厳重注意処分にしたと報告しています。
このほか、「プロデューサーに関連する名称のキャラクターがおり、プロデューサーが作品を私物化しているのではないか」との指摘もありますが、これについてもバンダイナムコオンラインは「本人への聞き取りや事実関係の確認・調査の結果、そのような事実はないと判断いたしております」とコメント。統括プロデューサーの下岡聡吉さんも、名称については「アイドル達が持つ設定や脚本の内容などを反映し念入りに検討しており、私物化の余地はないと考えております」と否定しました。ただし多数の人物名が必要なため、実在の人物の名前をもじったものも使っており、それによってユーザーに不安を与えてしまったとして謝罪も述べています。
バンダイナムコオンラインはファンに心配をかけたとして謝罪し、今回寄せられた意見を真しに受け止め、気を引き締めて業務にまい進していくとしています。
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