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ソニーの研究所、人工知能で作曲したポップソング公開 音楽データから「Beatles風」のメロディーなど生成

確かにBeatlesっぽい。

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 ソニーコンピュータサイエンス研究所が、人工知能で作曲したBeatles風のポップソング「Daddy's Car」など2曲を公開しました。しっかり聞ける仕上がりになっており、すべて人間が作ったと言われても気付かなそう!


Beatles風の「Daddy’s Car」

アメリカのソングライター風の「Mr Shadow」

 機械学習により、音楽のスタイルを学習する「Flow Machines」で制作したもの。同ソフトウェアはジャズ、ポップスをはじめとした約1万3000曲を登録したデータベースを使用しており、「Beatles風」「アメリカのソングライター風」などの音楽スタイルを選択すると、それに合致したメロディーとハーモニーを自動的に生成してくれます。

 楽曲のアレンジや作詞などは人間が行う必要があり、人工知能で曲作りのすべての工程を担えるわけではありませんが、うまく使えば音楽活動がグッと楽になりそうです。今回、発表された「Daddy's Car」「Mr Shadow」は2017年に発売を予定している、人工知能によるポップソングを集めたアルバムに収録されます。


画像 データベース「LSDB(Lead Sheet DataBase)」の音楽データを利用して作曲

画像 「Flow Machines」公式サイト

マッハ・キショ松


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