「Pokemon GO(ポケモンGO)」の非公式ツール「P-GOサーチ(ピゴサーチ)」がおかしなことになっていると話題です。9月29日のアップデートで、ポケモンの名前や画像が一斉に差し替えられ、利用していたユーザーから困惑の声があがっています。
「P-GOサーチ」はポケモンの出現位置や出現時間などを地図上で確認できる「ポケモンGO」の非公式ツール。これまでは普通にポケモンの名前や画像が表示されていましたが、29日のアップデートで突然、エレブー→「電撃君」、コイキング→「鯉の王」、ウツドン→「鬱DON」など、全ポケモンの名前を一斉に変更。さらに画像も差し替えられ、一見しただけではどのポケモンか分からないようになりました。
名前変更例
- ミニリュウ→ミニ龍
- ナゾノクサ→謎の草
- コイキング→鯉の王
- エレブー→電撃君
- ポッポ→ハト
- ヤドン→のろま etc.
アップデート履歴によると、変更理由については「『大いなる会社』の保有する権利を侵害しないよう、名前と画像をオリジナルなものに差し替えました」とのこと。また、iOSアプリの方も説明欄の編集の必要があり、一時的にストアから取り下げているとしています。
「P-GOサーチ」のようなツールは他にも複数存在していますが、開発元であるナイアンティックのジョン・ハンケ氏は、こうした非公式ツールについては「規約違反」であると明言(関連記事)。同様の地図サービスとしては最大手だった「POKEVISION」も、ナイアンティックの対応により現在は利用不可能になっています。また、こうした非公式ツールは一見無害に見えますが、実はサーバ負荷を増大させる原因の1つになっており、結果的には既存のプレイヤーに多大な迷惑を掛けている、ともハンケ氏は語っています。
加えて「P-GOサーチ」の場合、本家ポケモンの公式画像を無断利用していたこともあり、利用者からは「ついに著作権侵害で警告を受けたのでは」と推測する声もあがっています。
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