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閉店予定だった岩手のミスドが地元住民の“強い声”で営業継続へ 現在の店の様子と今後の営業のことを聞いた

「先行きはまだまだ厳しいが長く続けられるよう努力していく」とのこと。

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 10月10日に閉店予定だった岩手県のミスタードーナツ盛岡大通店が、9月29日に営業継続を決定しました。「常連客や元従業員らからの継続を求める声が『予想以上に』多かったため」経営陣が方針転換したと、岩手日報が伝えています。


ミスタードーナツ 盛岡大通 営業永続 営業継続を伝える岩手日報の記事






ミスタードーナツ 盛岡大通 営業永続 ミスタードーナツ盛岡大通店(画像はGoogleストリートビューより)

 繁華街の中心にあり、待ち合わせ場所としてもよく利用されているという同店の“閉店撤回”に、地元では喜びの声が多数あがっています。営業継続が決まってから数日たった今、店の様子はどうなっているのか、今後も営業は続けられそうなのか。話を聞いてみました。

一時は客足が増えたが……

―― 営業継続が決まって、今のお気持ちはいかがですか。

ミスタードーナツ盛岡大通店幹部(以下ミスド):
 うれしいです。

―― ここまで地元の住民に愛されている理由はなんだと思いますか。

ミスド:
 繁華街の中心にあり待ち合わせによく利用されていることと、43年営業している歴史の長さではないかと思います。

―― 営業継続が決定後、お客さんの反応はどうでしたか。

ミスド:
 一時は客足が増えましたが、現在は以前と同程度に戻っています。

先行きはまだまだ厳しい

―― 経営が厳しかったようですが、営業を継続できることになった理由はなんですか。

ミスド:
 多くの地元住民のみなさんからの支援がありました。

―― 客足が遠のいたことで閉店を考えたそうですが、今後も営業は続けられそうですか。

ミスド:
 先行きはまだまだ不透明で、厳しいというのが現状です。本店はフランチャイズなので、本部であるダスキンからの支援やアイデアも求めていきます。最近はコンビニなどでもドーナツを販売しておりライバルも多いため、打ち勝っていかなければなりません。今後も続けられるよう、努力してまいります。


 一度閉店を決定しただけあり、経営はまだまだ厳しいというのが現実のようです。盛岡に訪れた際には、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

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