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鳩サブレーで知られる老舗の菓子メーカー・豊島屋の、3Dプリント技術を活用した配送車両が「CEATEC JAPAN 2016」のホンダブースに展示されています。各所に商品がデザインされた、かわいらしいデザインです。
狭い道が多い神奈川県鎌倉市に本店を構える豊島屋向けに、ホンダ、3Dプリント技術を持つカブクが共同製作したもの。ホンダの小型電気自動車「MC-β」をカスタマイズしており、外装は3Dプリンターで作られています。このような開発方法をとることで、特注の自動車作りにかかる時間、コストを抑えているのだそうです。
配送業務に用いるため、後部座席部分は段ボールを載せられる荷台に変更。宣伝カーとしての役割も担っており、背面やドア付近には鳩サブレーの模様が施されています。3Dプリンターならでは、という感じの立体的なデザインです。
鎌倉市など一部地域での走行になる可能性もありますが、今後、実用化に向けた準備を進める予定。鳩サブレー感満載のこの車両を路上で目にする機会があるかもしれません。
(マッハ・キショ松)
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