advertisement
8月1日に惜しまれつつもこの世を去ったトルコの名物猫・トンビリの銅像が、10月4日「世界動物の日」にお披露目されました。ちょっぴり偉そうな寝そべりポーズも生前のまま、これからも道行く人々を見守ってくれそうです。
銅像が建てられたのはイスタンブール市のカドゥキョイ地区。トンビリは地域でかわいがられていた野良猫で、道路脇で肘をついた優雅過ぎるポーズがSNSで拡散され人気者となっていました。
トンビリの死に際し、猫との共生について取り組んできた市民団体Anatolian Catが署名サイト「Change.org」で銅像の建設を呼びかけ、1万7000人以上の署名を収集。署名運動の結果を受けてカドゥキョイ市も企画に賛同し、ついにこのたび彫刻家・Seval Sahinさんの手による銅像が完成しました。
署名サイトには「日本のハチ公のように、長く記憶に残るようにしたい」との記述もあり、SevalさんはTRT Worldのインタビューに対し「猫はこの地域にとっても大切な象徴。私たちは動物をもっと大切にしていくべき」と像に込めた思いを語っています。また、地域の代表者Harika Develiogluさんも「ここでは皆猫が大好き。地名をカドゥキョイ(Kadikoy)ではなくケドゥキョイ(Kedikoy:猫の街)と呼びたいくらい」と、完成した像の出来栄えに満面の笑みを浮かべていました。
TRT Worldによる現場レポート
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 逃げる途中ではぐれた難民と愛猫 4カ月ぶりに再会するまでのエピソードに感動の声
多くの協力が再会を実現させました。 - 3匹のネコが厳重なセキュリティをかいくぐり、G20サミットに現れる
ニャンてことだ……。 - 小銭よりかつお節捧げなきゃ 猫さまがおさい銭箱の上でお眠りになられお参りができない事案が発生
にゃんということでしょう。 - 世界最長寿の猫Scooterさん永眠 30歳
ギネスに認定された矢先のことでした。