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慶應義塾大学は、懇親会中に複数の未成年者が飲酒に及んだとして10月4日に「広告学研究会」に解散を命じる告示文を発表しましたが、これに関連し週刊文春が「『慶應ミスコン中止』の陰に女性集団暴行」とさらなる疑惑を報じています。これを受け、慶應義塾大学は「可能な限りの調査をしたが報道のような事件性を確認できなかった」とするコメントをサイト上に発表しました。
広告学研究会は女子アナを多数輩出してきた「ミス慶應コンテスト」を企画運営する団体。解散が命じられたことによって2016年のミス慶應コンテストは中止になり、大きな話題となりました(関連記事)。
週刊文春は「複数の男子学生が酒で意識の無くなった女子学生に対しおそいかかり、しかも別の学生が撮影していた」としており、被害者の女性家族にも取材を行って「警察に被害届を提出したことを認めた」と報じています。
慶應義塾大学はこの事件について「もとより、捜査権限を有しない大学の調査には一定の限界があり、違法行為に関しては捜査権限のある警察等において解明されるべき」と釈明。また、事件の真偽について明確な回答を避けているものの、「情報隠蔽」については否定しています。
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