advertisement
CROOZは10月13日、同社のファッション通販サイト「SHOPLIST.com」へ経営資源を集中させることを理由に「エレメンタルストーリー(エレスト)」以外のゲーム事業から撤退することを発表しました。
同社はエレスト以外のゲーム事業を新設した「C&Mゲームス」に承継。さらにその全株式をマイネットグループに譲渡することを決定しました。現在CROOZが運営するゲームタイトルは「ファイナルファンタジーグランドマスターズ」や「NARUTO -ナルト- 忍コレクション 疾風乱舞」などがあります。
また今後のゲーム事業に関しては、社長が直轄する子会社「Studio Z株式会社」を新たに設立。ハイリスクからローリスクな開発方式に変え継続してチャレンジする方針です。
事業構造の転換については永続的な企業の存続のためとし、前期、前々期と2期連続で売上50%超の成長をしているSHOPLIST.comを「ファストファッションEC分野を代表するブランドへ」という方針を策定。その一環として、ファッションキュレーションメディア「MARBLE」などを運営するCandleの全株式を取得し子会社化することも同時に発表しています。
(宮原れい)
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- ディズニー、ゲームパブリッシング事業から史上三度目の撤退へ 今後はライセンス貸与に専念
「Disney Infinity」生産中止が契機に。 - 「マジカルストーン」運営、批判受け「RMT事業」からの撤退を宣言 第一段階としてまず「ドラクエ10」から
「ぷよぷよ」との類似指摘のほか、運営側が以前から、組織的なRMTに関わっていたことについて批判が集まっていました。 - Appleに怒られアカウント抹消されたNagisa、iOSアプリからの撤退を決定
「漫画の性的描写」が原因でAppleからアカウント停止措置を受けていました。 - SNKプレイモア、ゲーム事業の強化とパチスロ事業撤退を発表
今後はゲーム事業とライセンス事業に経営資源を集中させる。 - ゲーム改造ツール「プロアクションリプレイ」が生産終了
販売元であるデイテル・ジャパンの営業終了により。