でかかった。
あまりにもでかすぎた。
幽霊、呪い、占い、異次元世界、催眠術、心霊現象など、オカルトに関わる人々を描いた群像劇アニメ「Occultic;Nine -オカルティック・ナイン-」のキャラクター、「りょーたす」こと成沢稜歌のおっぱいが、でかすぎるにもほどがある。
高校一年生のりょーたす。色々言いたいことはあるけれど、ものすごい勢いで胸に視線が吸い込まれる。えーとこれは、ウルトラC、D……EFGHI……K点越えでは。
りょーたすの暴力的なバスト
作中でも言われていますが、このアニメには乳袋がありません。乳袋とは、ムネにぴったり張り付くような謎形態の洋服の構造のこと。下乳にぴったり布地がくっついていたら、それは乳袋。もちろん現実にはありません。
「色白で天真爛漫な、とにかくムネが大きな女の子。」ここまでぶん投げたキャラ紹介なかなかありません。
アニメ・マンガでよく乳袋が描かれるのは、「おっぱいのラインがよく見えてうれしいから」と、胸が大きい場合、普通の洋服だとデブに見えるから。胸が大きいと先端から洋服がストンと降りるので、おなかと服の間にがっぱり空間ができてしまいます。
りょーたすは、あえてそれをよしとしたデザインになっています。おかげでまるでひし形または台形のようなボディラインが成立しました。
加えて彼女の胸はどうやっても揺れるので(揺れ方や服のしわから、ブラはしている、とぼくのノーブラチェッカーは察知しました)ワイシャツの下がまー波打つのなんの。乳袋もいいけど、ワイシャツビッグウェーブは大変魅力的です。ただワイシャツは胸のサイズに合わせないといけないので、男性向けXLとかで、お腹の部分ぎゅうぎゅうに裾突っ込んでいる気がします。苦労してそう。
りょーたす多分たわわチャレンジやったら、スマホどころかiPadくらい余裕なんじゃないですかね。「競女!!!!!!!!」参戦も夢ではありません。
ただ、おじさん正直いくつか心配がありまして。この胸のサイズで飛び跳ねたらクーパー靭帯(じんたい)痛めちゃうよ、大丈夫? 切れたらおっぱい垂れちゃうよ? バストってGカップで1000グラム以上ありますよ。よく胸を「メロン」と言いますが、マジで同じくらいあるからね重さ。それでいて体重45キロっておかしくない!? ほんとに大丈夫!?!?
どんどんでかくなるりょーたすのおっぱい
「オカルティック・ナイン」は原作小説・コミックが先に出ています。りょーたすの胸の変遷を見てみましょう。
小説版の表紙。真ん中左がりょーたす。だいぶ大きな胸ですが、まだ「見たことがある範囲内」といえます。
コミック版で一気にでかさが増しました。おんなじ構図なのでなおのこと目立ちます。特に苦労せずに腕で胸をもりっと持ち上げられる感じですね。
そしてアニメ版。揺れている瞬間だからとはいえ、桁違いにもほどがある。「とにかくムネが大きな女の子。」の設定は伊達じゃない。
りょーたすって何者?
彼女ものすごいアホです。なんだかよくわからない歌を歌いながらはしゃいでぴょんぴょん飛び回る。あっちこっち無駄に動き回る。なんでもかんでも顔を突っ込む。彼女のおっぱいがぶるんぶるんする理由の1つは、この躍動感を表現するためでしょう。
彼女どうにも謎が多い。
まず宇宙人の鉄砲みたいなスタンガン。普段から持ち歩いては、一緒にオカルトブログ「キリキリバサラ」を運営しているガモタン(我聞悠太)にガンガン撃ちまくる。それ一体なんなの。
またガモタンとの出会いが妙。人間関係を持つのが得意ではないギークな彼の前に、公園で唐突に現れて、「ガモタンの使い魔だよぉ!」と言ってつきまとう。ガモタンは彼女のことをかなり気に入っているので(童貞に刺激の強い超乳だ)深くは考えていないようです。けれどもおかしすぎる。
詳しくは、ミステリー作品である今後の展開のネタバレになるのでやめておきます。ただ彼女の行動はチェックしておく価値あります。現時点では「アホでおっぱい大きい」以外情報ないですしね。
加えて彼女、ものすごい「バブみ」(少女が母性にあふれている状態のこと)あふれるキャラです。確かにハチャメチャな行動でガモタンを振り回していますが、彼のコンプレックスやひねくれを全部受け止めてくれている。ガモタンのわがまま聞いてくれる。その胸のごとき包容力、半端じゃない。
なお、おっぱいのみならず、彼女はふともももおしりも最高にいいので、コマ送りしてきっちり見ておきましょう。個人的好みとしては、りょーたすのひかがみすごく好きなんですよね。ふとももからのラインがめっちゃいい。
りょーたすが人を狂わせる
「オカルティック・ナイン」にはかなりいいキャラクターがそろっています。
ネットギークでスラングばっかりしゃべるガモタンは、最初イラッとするかもしれませんが、だいぶまっすぐでかわいいです。正統派美少女が好きなら、動画サイトで大人気の萌え系アイドル占い師「みゅーポム」こと愛川実優羽がオススメ。黒髪ロング好きなら黒魔術代行屋ゴシック少女の紅ノ亞里亞は必見。表情を変えずクールに呪いをかける美少女とかもうたまんないですね。他にもエロ同人作家お姉さんや、銭形めいた若い男性刑事、オカルト雑誌「ムムー」の女性記者など、おもしろキャラ満載。
それぞれキャラは魅力的、ですがりょーたすのおっぱいにはかなわなかったよ……。ネット上ではノックアウトされたファンが次々にファンアートをアップしました。
冬コミが大変なことになりそうですね。「オカルティック・ナイン」はアニメ版はキャラクターの視点同時進行なのが面白い作品。ただわりと複雑なので、入り口として、すっきりストーリーがまとまっているコミック版がオススメです。
(たまごまご)
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