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小田急電鉄は、新型特急ロマンスカー用車両70000形を2018年3月の営業運転を目指し製造することになったと発表しました。MSE車以来13年ぶりの新ロマンスカー登場です。
新型ロマンスカーは「箱根につづく時間(とき)を 優雅に走るロマンスカー」をコンセプトに、50000形VSE車や60000形MSE車を手掛けた岡部憲明さんがデザイン設計を担当。小田急ロマンスカーの伝統を引き継ぐダイナミックな景色が堪能できる展望席や、同社最大となる高さ1メートルの車両側面の連続窓を備えているのが最大の特徴。
横方向の振動を低減する電動油圧式フルアクティブサスペンションを国内在来線量産としてはじめて搭載し乗り心地を向上させているほか、外国人観光客の増加に対応し大きな荷物が置ける収納スペースを確保。さらに車内Wi-Fiシステムを備えるなど乗客へのサービス向上を図っているとのこと。
なお、今回はロマンスカー伝統の連接台車ではなく、一車両ごとに2つのボギー台車が採用されているのが鉄道マニア向けのポイントと言えそう。
小田急ロマンスカーといえば初代SE車以来、日本の私鉄特急電車における象徴的な存在。2017年11月に予定されている実車のお披露目が待ち遠しいです。一方で、デビューから36年を経過している3代目ロマンスカー7000形LSE車の動向も気になるところです。
(ADAKEN)
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