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バスの窓の黒い部分の名称は「スケベ隠し」といううわさにネット民ざわつく 本当なのかいすゞに聞いてみた

90年代ころから普及し始めたもよう。

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 バスの後部座席の窓のフチに貼られている黒いフィルムが、「スケベ隠し」と呼ばれているとするウワサがTwitterで流れています。いすゞのバス「エルガ」のミニカーを製作するグッドスマイルカンパニーのTwitterが発端で、名前の由来は「スカートを履いた女性が車外から下着を見られないために貼られたものだから」だそうです。なるほど察した。

 Twitterでは、「スケベ隠しという名称がスケベ」「スケベ隠しって妖怪が居そう」と盛り上がっていますが、いすゞの広報担当によると「特に名称は付けられておらず“スケベ隠し”とは呼ばれていないし、聞いたこともない」とのことで。どうやら「スケベ隠し」は俗称のようです。



スケベ隠し エルガ いすゞ 他のバスでも再現されています(グッドスマイルカンパニーのサイトより

 いすゞによると、このフィルムは全てのバスに貼られているものではなく、注文先が貼るかどうかを選択可能(ただし、ほとんど貼られているもよう)。90年代ごろから、出入り口の段差を低くし後部座席が高くなっている「ノーステップバス」の普及とともに「女性の足元が見えないように」という配慮で生み出されました。「スケベ隠し」は俗称ではあるものの、誕生した経緯は俗称通りといえるのかも?

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