2001年から毎年開催されている、阿佐谷パールセンター商店街(東京都杉並区)のハロウィン仮装コンテスト。2016年10月23日の第16回大会に、巨大なファミリーコンピュータ(ファミコン)が登場し注目を集めました。本体とコントローラーを、3人分担で再現するとか凝ってる……!
大会のもようをTwitterに投稿したのはRuiRei Channelさん(@RuiReiChannel)。自身が本体、双子の息子さんがコントローラーに入り、コンテストに参加しました。衣装の製作には奥さんも加わり、4人家族全員で作り上げたそうです。編集部は仮装をやり遂げたお父さんに、詳しい話をうかがいました。
仮装を思いついたのは、2カ月前のこと。双子の息子がコントローラーになり、家族がつながるイメージを思い浮かべて、題名も「ファミリー“な”コンピュータ」に。それ以来、家族でダンボールを集め、週末を利用して少しずつ製作。実質的な製作期間は2週間くらいだそうです。ちなみに、製作開始後に「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」(関連記事)が発表されたときは即予約。テンションが上がったそうで、作業にも身が入ったかもしれません。
素材はダンボールをメインに、色紙とガムテープで加工。コントローラーのコード部分はタイツに綿を詰めて再現し、十字キー部分は、顔を隠しつつ前が見えるように、ストッキングを貼ったとのこと。
製作中は脱ぎ着を簡単にするための調整に苦心。カートリッジのスロットも絶対に再現したくて付けたそうですが、装着後に落ちないようにするのが大変だったようです。
当日はRuiRei Channelさんが本体に入り、長男のルイさんが1コン、次男のレイさんが2コンを担当。最中は奥さんがカートリッジの着脱や審査員への説明をしたり、RuiRei Channelさんのお父さんが運搬や動画撮影をしてくれたりと、いろいろサポートしてくれたそうです。
一家がコンテストに参加したのは、実は今年で3回目。2014年はマリオカートの仮装で特別賞、2015年はレゴのキャラクター(フィグ)にふんし、グランプリを受賞した実力者です。今回ファミコンをモチーフにした理由は、既に優勝を経験しているので、今年は入賞を考えずに一番作りたかったものを選んだということです。
過去2度の受賞に輝いたRuiRei Channelさん。結果発表は10月中とのことですが、今回もクオリティが高く、上位に食い込みそうな予感。なお、コンテストの模様は、自身のYouTubeチャンネルで公開する予定だそうです。
追記:コンテストの結果は……!
RuiRei Channelさんによると、見事準グランプリに輝いたとのこと。おめでとうございます!
(沓澤真二)
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昭和レトロの懐かしさがステキ。欲しい……!