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マリオ64学会の研究成果 マリオ64のコイン配置パターンを解析し新たな“幻のコイン”を発見

何の変哲もない4枚のコインですが……。

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 1996年に発売された「スーパーマリオ64」には、どうしてもとることができないコイン「インポッシブルコイン」が存在します。2014年にはその中の1枚であるコース13「ちびでかアイランド」のコインが獲得され話題になりました(関連記事)が、今回同じステージで新たなインポッシブルコインが発見されました。


マリオ 何の変哲もないコインですが……

 このコインは、「配置されているコインには規則性がある」という仮説に基いて発見されたもの。空中に配置されているコインは「縦に5枚」「横に5枚」「楕円状の8枚」「円状の8枚」の4パターンで、地上に配置されているコインは「楕円状の8枚」「矢印状の8枚」の他「地上に並べられた5枚」で、配置パターンは決まっています。今回は「コインが地上に4枚しか並んでいない箇所があること」に気づいて発見されたもののようです。どんだけ研究してんの。


マリオ 本来この規則にのっとって配置されています

 坂道に配置されたこの4枚のコインですが、動画ではなぜコインがインポッシブルコインになってしまったかにも言及。本来5枚として配置されたものの、プログラムが坂道と空中を混同し地面に埋まってしまったとされています。また、ゲーム内での坂道と平坦な道の並びが、もともとは別の1つの坂道だった可能性にも触れるなど、一連のインポッシブルコインが誕生した理由の解明にも貢献する見込み。発売から20年を迎えた「スーパーマリオ64」ですが、まだまだ研究は続くようです。


マリオ もはやマリオ学

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