advertisement
10月31日をもって、中堅コンビニエンストアチェーン「ココストア」「エブリワン」の全国店舗の営業が終了しました。今後は事業を継承しているファミリーマートによって、店舗ごとに準備が整い次第順次「ファミリーマート」としてオープンしていきます。
「ココストア」「エブリワン」は愛知県名古屋に本社を置くココストアが、中部・九州・沖縄地方を中心に全国約650店舗展開してきたコンビニチェーン。2015年12月1日にファミリーマートがココストアを吸収合併し、今年12月をめどに両チェーンのブランド転換に動いていましたが、予定より早く準備が整ったといいます。
ファミリーマートは2010年にエーエム・ピーエム・ジャパンを吸収合併し、「エーエム・ピーエム」をブランド転換済み。今年2月にはユニーグループ・ホールディングスと経営統合し、全国の「サークルKサンクス」をファミリーマートに一本化すると発表しています。今回のココストアの統合で、北関東と中部、九州を中心とする店舗基盤を強化、さらには経営インフラの効率化を図ることで本部・加盟店の競争力を強化していく方針です。
(黒木貴啓)
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- ファミマとサークルKサンクスでポイントカードをTカードに統合? コンビニ側は「決まったらお知らせする」
Rポイントカードはどうなるんだ。 - サークルKサンクスが「ファミリーマート」に 吸収合併が正式発表
業界首位のセブン-イレブンに次ぐ巨大グループが誕生。 - ローソンとポプラが新コンビニ「ローソン・ポプラ」を山陰地方で展開 地域生活インフラの役割を目指す
現在の「ポプラ」加盟店も、店舗ブランドを「ローソン・ポプラ」に切り替えられるそう。 - ファミリーマートが公正取引委員会から勧告を受けたと発表 2年間で6億5000万円を不当に減額
業績に与える影響は軽微とのこと。