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以前はやつれてボロボロだった猫ちゃんが、現在もっふもふで元気な姿をSNS上で見せています。名前はジョン・スノー(オス)で、2016年6月に韓国の路地で発見され保健所に持ち込まれました。
現在の飼い主であるレイチェル・ブラウンさんは、ジョンが持ち込まれた2日後にネット上の保健所リストで知り、引き取ることを決意。飢えによる衰弱と脱水、さらに重度のかぜ(上気道感染症)の状態で、治療は大変だと言われながらも次の日にはもらい手となり、獣医に彼を連れて行きました。
検査すると、ジョンは猫コロナウイルスや猫ヘルペスウイルスなどの感染症にもかかっていることがわかり、さらに獣医によって死亡率が高いとされる猫伝染性腹膜炎(FIP)を発病している可能性が高いことを知らされます。それでもレイチェルさんは安楽死ではなく治療の継続を選び、ジョンは病院に入院。その後5日間で奇跡的に病状は徐々に改善し、FIPは(ウイルスは保有しているものの)発症はしていない状態だったことも分かって、6日目には自宅へ連れて帰れるまでに回復しました。
それからは家で薬による治療を続け、今では遊ぶのが大好きな元気な猫ちゃんとしてレイチェルさんと一緒に暮らしています。現在のジョンの様子はInstagramなどに投稿され、ふわふわで雪のように白くりりしい姿を披露してくれています。
(宮原れい)
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