advertisement
フィッシング対策協議会が、Amazonからのメールをかたったフィッシング詐欺の報告を受けていることを公開しました。JPCERT/CCにサイト閉鎖のための調査を依頼中ですが、11月8日11時時点でサイトは稼働中とのこと。
フィッシングメールは「amazon」とだけ書かれたロゴ(本来は「amazon.co.jp」)と、フィッシングサイトへ誘導する本文で構成されているようです。
「アカウント検証」や「アカウントのすべての利点を享受し続けることができます」といった違和感バリバリの日本語に釣られてしまう方はいないと信じたいですが、もしリンクを踏んでしまった場合はメールアドレスとパスワードでのサインインと、請求先住所などの入力を求められるとのこと。
またAmazon側でもフィッシングメールかどうかを識別する方法を公開しています。不審なメールを受け取った際は、正しいドメインからのメールかどうか判別する方法も有効な手段です。アカウント情報や個人情報は絶対に入力しないようご注意ください。
Amazon.co.jp で使用しているドメイン
- amazon.co.jp
- amazon.jp
- amazon.com
- marketplace.amazon.co.jp
- m.marketplace.amazon.co.jp
- gc.email.amazon.co.jp
- gc.amazon.co.jp
- payments.amazon.co.jp
(今藤祐馬)
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 振り込め詐欺撃退にはホラ貝の音色!? 警察監修の詐欺撃退グッズに謎音搭載 理由は「ノリ」だった
これで振り込め詐欺も怖くない……! - ソフトバンクの募金サービスが「クリック詐欺?」と炎上 身に覚えのない請求はなぜ生まれたのか取材
今後は誤操作対策を図っていくとしています。 - 外務省が「メールごと削除」と注意喚起 外務省職員を詐称したウイルスメールが相次ぐ
不審サイトへのリンク誘導も。 - 「サポート詐欺」の報告が増大 うその警告で不安をあおり偽のサポートセンターに電話させてだます手口
通話中に相手のいいなりになると、実体のない有償サポート契約を結ばされてしまうそうです。 - LINEをかたる詐欺メールに注意 「異常なログインが発生」との虚偽通知でフィッシングサイトに誘導
フィッシング対策協議会が注意を呼びかけています。