12月2日、庵野秀明さんが代表を務める映像企画・製作会社「カラー」が、かつて庵野さんが取締役を務めていたアニメ制作会社「ガイナックス」を提訴したと毎日新聞が報じ、話題となっています。
報道によるとガイナックスはカラーに対し、約1億円の借り入れがあり、カラーがその支払いを求める訴訟を東京地裁・立川支部に起こしたとしています。
カラーといえば先日、会社設立10周年を記念する展覧会を行ったばかり(関連記事)。その席上、庵野さんは、ガイナックスからテレビシリーズ版「新世紀エヴァンゲリオン」の版権を円満に引き継いだと明言していました。
しかし、カラーの相談役を務める貞本義行さんは、同様のコメントが掲載されているダイヤモンドオンラインの庵野さんインタビュー記事について「円満にーーに引っかかりますね 全然、円満じゃねーだろ!笑」と11月中旬にツイートしており、この時点で何らかのトラブルを抱えていたと考えられます。
今回の提訴報道についてガイナックスに確認したところ、「係争中の案件のため、コメントは差し控えさせていただきます」と回答。どのような係争になっているのかについては、明言を避けました。またカラーにも取材を申し込みましたが、記事掲載までに回答はありませんでした。
なおカラーは自社の公式Twitterアカウントで「本日の一部報道について」として、「庵野秀明個人が提訴したと誤解される内容の報道がなされておりますが、同訴訟は株式会社カラーが法人として提訴したものであり、庵野秀明個人が提訴したものではありません」と理解を求めるツイートをしています。
19時40分追記
カラーから回答があり、「現在係争中のため、詳細についてのコメントは差し控えさせていただきます」とのコメントでした。
(Kikka)
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(新幹線車内で)また会えるよ、シンジくん。