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台風被害でキユーピー「アヲハタコーン」が販売終了に 今後は缶詰ではなくレトルトパウチなどでの復活を模索

委託先の製造工場が缶詰商品から撤退したため。

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 8月の台風被害を受け販売休止となっていたキユーピーの「アヲハタコーン」が、販売終了となったことが分かりました。キユーピーは缶詰での発売はできなくなったものの、レトルトパウチなどの形でのブランド復活を模索中です。


 販売終了となったのは「アヲハタ」ブランドとして販売されていた「十勝コーン ホール」など、日本罐詰(にほんかんづめ)に生産委託していた商品。8月の度重なる台風により、日本罐詰の十勝工場内では冠水被害が発生し、販売元のキユーピーは9月に「販売休止」のリリースを出していました。さらに、日本罐詰の親会社にあたる明治が12月5日、北海道メディア向けに行った説明で、日本罐詰が缶詰を扱った商品から撤退することを発表。アヲハタコーンの缶詰での復活が事実上不可能となりました。

台風被害でキユーピー「アヲハタコーン」が販売休止に キユーピーが公開している販売休止商品のリスト

 キユーピー広報は編集部の取材に対し「現在、日本罐詰とレトルトパウチなど、缶詰以外の形での生産再開を協議中」「北海道ブランドとして愛されてきた商品なので、今後も十勝スイートコーンを大切にしていきたい」と、アヲハタコーン復活に尽力している旨を明かしました。

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