日本郵便は12月8日、ゆうパックのテレビCM「バカまじめ。」シリーズをパロディ化したWebムービー「パカまじめ。」を公開しました。松本人志さんが演じていた郵便局社員役をラクダ科の動物・アルパカが演じるという謎の配役ですが、想像より“まじめ”な演技を見せています。
郵便局員の帽子をかぶり、首に配達するゆうパックをぶら下げた姿のアルパカさん。元気に坂をかけ上がったり、横断歩道で信号を待つ彼の姿に周囲の人も思わず笑顔に。街に自然と馴染んでる感じがおもしろかわいいです。
一方、そんな働くアルパカさんに対し、カフェバーでは常連客たちが「着ているものとかさ、100%自前なわけじゃん」「この店来ても、草しか食わないもんな」と談笑する様子が。元のCMでは松本さんに対し「シャツとかさぁ、100%ズボンに入ってるわけじゃん」「この店来てもさ、牛乳しか飲まないもんな」というセリフでしたが、内容が微妙に変わっています。店に来ること自体にはつっこまないのか……。
前だけを見つめるようなそのまじめな眼差しで配達を進め、転居先でもきちんと届けるアルパカさん。受け取った岡本夏美さんも思わず「CMの人よりかわいい〜!」と嬉しそうにナデナデ。その反応で合ってるのか少し気になりますが、かわいさでは松本さんよりアルパカさんに軍配が上がったもよう。
最後は例の常連客がアルパカさんのまじめさに「パカがつく」「つく!つく!」と盛り上がり、「パカまじめ。 ゆうパック」とのナレーション&文字が。もし現実に郵便局員全員が“パカまじめ。”になったら、すごい平和でシュールな光景が広がりそうです。
郵便局員を演じたのは生後8カ月のアルパカ「大地くん」で、普段は茨城県の牧場で暮らしているそう。大人しく人にも慣れているため撮影は順調に進み、歩道では義務付けられているリードを付けて担当者と一緒に歩き、後からコンピューター処理によって映像を完成させたとのことでした。
(宮原れい)
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