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「勤労者の皆さんが余暇を利用して創作された作品を展示しております」として説明されている作品展にもかかわらず、全く作品が並んでいない……そんな写真がTwitterに投稿され、注目されています。
この展示が行われているのは、神戸市役所付近にある地下道。展示スペースはガラスで区切られていますが、そのガラスの奥には何も置かれていません。勤労者が余暇を作って創作したものが何もない……という事態に「余暇なんてなかった」「これはいい風刺」といったコメントが集まりましたが、中には「張替え時期だっただけなのではないか」「普段は展示している」とする意見も。実際はどうだったのか、神戸労働者福祉協議会に問い合わせてみました。
担当者によると、やはり「たまたま張替え時期だっただけです」とのこと。この展示は、労働組合に所属する労働者の作品を展示する形で年間を通して行っているもの。普段は絵・写真・書道・彫刻などのアート作品が複数並んでおり、担当者は「現在も複数の作品が展示されている」と説明しています。
画像提供:たびさん
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