「レターパック510を箱形にする思い切ったやり方が郵便局にあって衝撃を受けた」というツイートが話題となり、6万5000件以上の“いいね”を獲得しています。
島根県の松江中央郵便局に掲示してあったライフハックを紹介したのは、らんちぇ@冬コミ一般参加(@lunch5618)さん。「レターパック510『厚幅及び中厚幅タイプの作り方』」と題さた掲示は、封筒型になっているレターパックに折り目を入れていくと、ゆうパックの小サイズ箱より一回り小さい箱を作ることができるというライフハックでした。なお、らんちぇさん自身はこの方法を活用したことはないとのことでした。
レターパック510は、A4サイズ・4キロまで全国一律料金で信書も送れるサービスですが、箱型にできるとなると使用用途が広がりそうな気がする一方、気になるのは「こうした送り方でも問題なく郵便物を配送してもらえるのか」ということ。日本郵便広報室・報道担当に聞いてみました。
レターパック510を変形させても大丈夫なのか日本郵便に聞いてみた
――Twitterでレターパック510のライフハックが話題になっているのですが、こうした送り方は一般的なのでしょうか
報道担当:一般的といえるものではありません。
――この送り方でも問題なく郵便物を送ることはできるのでしょうか
報道担当:今回の画像を見たところ、レターパックを変形させた結果、左上の料額印面の部分が内側に折り込まれて一部が見えなくなるものと考えられます。また正しく消印できないおそれがあるほか、料額印面が汚損またはき損しやすくなったり、配達証のシールが剥がれやすくなるなど、引受けから配達までの取扱いに支障を来すため、当社が推奨するものではありません。内容物が多い場合は、無理に入れず、複数のレターパック封筒をご利用いただくことをお願いします。
――そうだったんですね、便利な方法だと思ったのですが……
報道担当:本件について本社において把握しておらず、お客さまにご迷惑をお掛けしました。このような利用方法をお客さまにお勧めしないよう、全国の郵便局を指導してまいります。
というわけで、郵便局としては推奨する方法ではないとのことでした。発想は面白かっただけに残念です……!
(画像提供:らんちぇ@冬コミ一般参加さん)
(Kikka)
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