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新Webブラウザ「Opera Neon」リリース タブをアイコン化したUIが新鮮

スクリーンキャプチャや、音楽・動画サイトのコントロール機能も内蔵。

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 Operaが新たなWebブラウザ「Opera Neon」をリリースしました。ビジュアルライクで挑戦的なインターフェースが新鮮です。


メイン画面 メイン画面の背景にはOSの壁紙がそのまま表示。透過しているわけではない

 起動直後のメイン画面には、ブックマークがアイコン形式で表示。各アイコンか検索バーから目当てのサイトにアクセスすると中央に表示され、タブもアイコンとして右側にまとめられます。主要な操作ボタンが左、タブが右に配置されているため、マウスの移動距離が増えてしまう点は気になりますが、見た目はおしゃれに感じます。


操作説明 1:メイン画面を開く 2:開いた音楽・動画サイトの再生メニューを開く 3:スクリーンキャプチャボタン 4:スクリーンキャプチャした画像を格納したメニューを開く 5:ダウンロードリスト表示ボタン 6:設定などのメニューボタン 7:検索バー 8:ブックマーク。デフォルトでFaceBookやYouTube、各種ニュースサイトなどが登録されている 9:タブの表示枠。アイコンを中央にドラッグ&ドロップすることで、ブックマークできる

 複数のページを同ウィンドウ内で2分割表示する機能も。2枚目として表示したいページのタブを、上部にドラッグ&ドロップするだけと、直感的な操作で実行できます。


ドラッグ ページを開いているときに、別ページのタブを上部にドラッグ

ドロップ 「Show in left view」にドロップすると左側、「Show in right view」にドロップすると右側に、ドラッグしたページが表示される

 スクリーンキャプチャ機能を標準搭載している点も特長の1つ。左のカメラ型アイコンをクリック後、ドラッグで矩形(くけい)選択した範囲をPNG形式の画像として保存できます。キャプチャ画像はブラウザ内で管理され、ここからドラッグ&ドロップでフォルダに保存したり、SNSやメッセンジャーに添付することが可能です。


キャプチャメニュー キャプチャボタンを押してから選択した範囲が、画像として写真メニューに表示される。ここからドラッグ&ドロップすれば、フォルダなどに保存できる

 YouTubeやAmazonプライムミュージックといった音声が流れるサイトを開いたときは、タブとは別に再生メニューに格納されます。メニュー上のサイトアイコンから、直接再生・停止を操作でき、サイトで音楽を聞きつつ作業をするスタイルに向いています。


再生メニュー メニュー内のアイコンをクリックすると、再生・停止を切り替えられる

 現状では英語版のみ。最初期バージョンゆえかマウスジェスチャやアドオンはなく、機能面での物足りなさは否めません。また、他のブラウザからブックマークを移行できなかったり、起動時はウィンドウが必ず最大化されたりと、不便な点も目につきます。それでも動作は軽快ですし、インターフェースのビジュアルにひかれた人は一度試してみるべきでしょう。


(沓澤真二)


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