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賃貸仲介サービスなどをおこなう日本財託が、全天球カメラで撮影した画像をVRコンテンツ化し内見ができる「VR内見サービス」を開始しました。これまで各社が提供していた360度画像に加え、部屋間の移動もできるサービスになっています。
「VR内見サービス」は、全天球カメラで撮影した物件画像をVRコンテンツ化し、あたかも部屋の中にいるかのように内見できるサービス。これまでも360度画像を使用したサービスを提供している不動産会社がありましたが、今回開始した「VR内見サービス」では、部屋のドアなどに表示された矢印をクリックすることで、その部屋へ移動することが可能。実際に内見しているような感覚で、複数の部屋を移動しながら360度閲覧できるという特徴があります。また、VRヘッドセットを使用すれば、表示される矢印に視線を合わせて部屋間を移動することも可能になります。
ネット上では、サンプル物件も公開中。試してみたところ、壁や天井などの質感や、広さなどを擬似的に体験することができました。ブラウザ上で視点を移動させる場面は、Googleストリートビューに近い印象です。
ほかにも要望に応じた物件のリアルタイム中継などもおこなっており、これまで2,100以上の物件を撮影しています。お部屋探しには時間がかかって大変ですので、VR技術で効率よく好みの部屋を探せるのは便利ですね。
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