漫画「BLEACH」の作者・久保帯人先生が1月19日、連載中に受け取った手紙の差出人に関する情報を集めていた件(関連記事)について、「一区切りの為のツイート」と現在の状況を報告しました。
事の始まりは、2016年11月17日に久保先生がTwitterに投稿した全11ページからなる漫画。その内容は、連載10年目を迎えたころ、身体を壊しやすくなり心身ともに弱っていた久保先生のもとに、余命1年半を宣告された病床の男の子からファンレターが届いたというものでした。
「BLEACH」を生きる楽しみにしていたという男の子からの手紙には、住所や氏名が書かれておらず差出人が不明の状態。その男の子はすでに亡くなっていますが、久保先生はお礼をしたいとの理由から「僕のわがまま」としながらも、連載終了を機に男の子に関する情報をTwitterなどを通じて集めていました。
それから約2カ月、久保先生は「まず、前回のツイートについて、RTや情報提供など沢山のご協力ありがとうございました」と協力してくれた人たちへの感謝を述べ、「手紙の送り主についてですが、残念ながらまだ決定的な情報は届いていません」と現状を報告。
情報を募った投稿は20万リツイートを超える大反響を呼び、テレビ番組からも協力の打診があったそうですが、久保先生は「それをしてしまうとご家族が出て来ざるを得ない状況を作ってしまうように思えて、ご家族の意思を尊重するため、全てお断りさせて頂きました」と配慮。
また、今回の呼びかけのために作ったという現在のTwitterアカウントについては、「このまま置いておくかどうか迷ったのですが、投稿フォームのついた前回のツイートと一緒に、しばらく置いておくことにしました」と継続することを表明。「改めて沢山のご協力ありがとうございました。これからもご協力宜しくお願いします」と締めくくりました。
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