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「ゲームに飽きたんじゃない、成長しないことに飽きたんです」 プロゲーマー・梅原大吾が語る“ゲームに飽きる理由”に共感集まる

重要なのは自己の成長。

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 日本発のプロ格闘ゲーマー・梅原大吾さんが慶應丸の内シティキャンパスで行った公演動画が話題になっています。とくにゲーマーたちの共感を呼んだのは、梅原さんが語る“ゲームに飽きる理由”でした。この様子は梅原さんが出演するTwitchの番組「Daigo the BeasTV」でも放送されました。

「BeasTV」17/1/19 - 一日ひとつだけ強くなる 慶應丸の内シティキャンパス講演(話題のシーンは45分50秒付近から)

 子どものころから格闘ゲームを続け、17歳で世界一になり、30代になった今でも結果を出し続けている梅原さん。「“どうすれば強くあり続けられるのか”というインタビュアーからの質問が来ると、決まって答えるのが“自分を飽きさせない”こと」と語っています。これまで20年近くも続けてきた格闘ゲームについては「(楽しいことを仕事にしていたとしても)ゲームに限らず、同じことをやっていれば飽きる」「今更格闘ゲームで新鮮な気持ちになることはない」と前置きした上で、「その中でも新鮮な気持ちがないと前向きに練習できない」と、練習を続け結果を出してきた背景を説明しました。



 その上で、上達する過程にいたはずのプレイヤーが「ゲームに飽きた」と言ってしまうことついて「『ゲームに飽きた』って言うんですけど、これは違うんですよ。ゲームに飽きたんじゃない、成長しないことに飽きたんです」「やってることが一緒だからゲームがつまらないってことにしてるんだけど、問題なのは成長していない自分のほう」と飽きる原因がプレイヤー側にあると説明。また、前向きに努力をし続けるコツとして「成長が実感できていれば、飽きるってことはない」と語り、“成長を実感すること”の重要性を語っています。

 また、公演の終盤では「ストリートファイターV」を中心に活躍を続ける自身の近況にも触れました。アップデートによって大幅な弱体化を受けた「リュウ」を使い続けることについて、「プロゲーマーには、周囲の期待もあり、勝つことを前提にスポンサーもついている、賞金も高いものでは数千万円規模となっている」としながらも、「間違いなく弱い。でも、使っていると子どものころに感じていた充実感が帰ってきた」と、リュウを使う理由を明かしました。


ウメハラ 会場では質疑応答も(YouTubeの動画より

 この公演の動画は、「ゲームに対する価値観がガラッと変わった」「これ聞いててハッ! となりました」とゲーマーたちの共感を呼んでいます。

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