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新種のカニ、「ハリー・ポッター」スネイプ先生にちなんで命名

その名も「Harryplax severus」。

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 グアムで発見された新種のカニが、「ハリー・ポッター」シリーズの登場人物セブルス・スネイプにちなんで「Harryplax severus」と名付けられました。

 Harryplax severusは、元海軍兵士の研究者ハリー・コンリーさん(約20年前に死去)が集めていたコレクションから発見されたもの。「Christmaplacidae」科の新属・新種のカニです。シンガポール国立大学のピーター・ウン博士らがコレクションを研究し論文を執筆しました。

 このカニは幅1センチに満たない大きさで、珊瑚礁の破片や潮下帯の岩の下の深い場所で見られるとのこと。暗く深い海の中で生き延びるために、目は退化し、触覚が発達し、足は長く細くなっています。


Harryplax severusのさまざまな部位

 ポーレイ博士らがHarryplaxという名前を選んだのは、コンリーさんに敬意を表してのこと。また論文の共同執筆者のジョゼ・メンドーザ博士がハリー・ポッターファンでスネイプ先生が好きだったことからseverus(セブルス)も名前につけることに。物語で重要な役割を持ちながらも謎が多く、最後に重大な秘密を明かしたスネイプ先生は、収集されてから20年間発見されなかった新種のようだとしています。


A〜DはHarryplax severus、Eはクリスマス島で発見の「Christmaplax mirabilis」

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