造形作家の副島大彦(@Cmoon47)さんが制作した、スクール水着をモチーフにしたシルバーペンダントがすごいです。素晴らしきスク水アート……!
本物の銀を使ってひとつひとつ作られたハンドメイドの「スク水シルバーペンダント」。スク水のみなので中は空洞になっていますが、ふくらみやシワなどは実際に着ている時の状態を精密に再現。そのため金属とは思えない柔らかな印象があり、見ているだけで謎の感動が沸き上がってきます。
Twitterに投稿された2種類の「スク水シルバーペンダント」はとある国際宝飾展イベントに出展されたもので、会場でも「すげぇ……スク水だ」「スク水……だと!?」と反響が大きかったとか。確かに造形が普通のアクセサリーより独特すぎていろんな意味で目立ちそうです。
副島さんに制作のきっかけについて聞いてみると、単純にスク水が好きで、かつ、造形作家として「銀で少女の肌艶の様な柔らかさを表現できるか?」という自問があったためだといいます。作り始めたのは2014年からで、現在は3つのバージョンがあり、2017年に作る4つ目を考案中とのこと。
制作にあたり特にこだわった点は“ライン”で、「リアルとアニメの狭間のようなボディーラインを目指しました」と福島さん。しかし、人間のボディーラインのように「毎日見ているものは少しのズレでも違和感が出てしまう」と、両方の良さを共存させるにはかなりの苦労があったようです。また、ツイートでは「珠の様な柔らかさを表現するために、表面の感じや触ったときの流れるような手触りに拘っています」とも語っています。
普段はジュエリーやブライダルグッズなどを制作していて、同姓愛者同士や、ドール相手のマリッジリングなどを作るのが好きなのだそう。また最近は「宝剣を目指して銀の刃物を作ってます」とも。ちなみに「スク水シルバーペンダント」への周囲の反響については「『バカでしょ(笑)』『アホや!』とお褒めいただきました」とのことでした。
Twitterでは「すごい……」と驚く声が上がり、「素晴らしい」「欲しい」という声も。副島さんは通常「コミックマーケット」や「ワンダーフェスティバル」で毎年発表しているということなので、気になった方はイベントに足を運んでみるといいかもしれません。
(宮原れい)
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