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吹っ飛ぶ荷台、飛び散る荷物 踏切でトラックに列車が突っ込む事故が撮影される

列車の運営会社はこれまでの調査結果を発表しています。

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 アメリカで、遮断機の上がった踏切内を通過するトラックに列車が突っ込む事故が発生し、その衝撃的な事故の様子が動画に収められています。鉄道会社のユタ・トランジット・オーソリティー(UTA)は、事故の暫定的な調査結果を発表しました。


トラックに列車が衝突

 事故は、1月24日のユタ州・ソルトレイクシティ北部で発生。運送会社のトラックが踏切を通過しようとすると、線路を通過する列車「FrontRunner」がトラックの荷台部分へ突っ込みました。踏切の遮断機は上がっており、音やライトなどの警報機は動いていませんでした。重体者はいなかったと発表されています。


遮断機の上がった踏切にトラックが進入

 「FrontRunner」を運営するUTAによれば、遮断機は電力不足時にデフォルトで下がった状態になるようにプログラムされており、事故当日は厳しい氷雪の影響を受けてプログラム通り下がった状態になっていたそうです。ところがその後従業員が遮断機を上げてしまい、そのまま遮断機は上がったままになってしまっていたようです。


突然列車が衝突 突然列車が衝突

 UTAでは過去にこのような事故はなく、再発防止のため調査するとしています。タイミングが少しずれていたら命にかかわる大事故になるところで、突っ込んだところが荷台だったのは不幸中の幸いかもしれません。


荷台部分がぐちゃぐちゃに 荷台部分がぐちゃぐちゃに

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