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「手すりは共有しましょう」と啓発する中国広州地下鉄の広告が、Twitterで注目を集めています。「三国志」の劉備・関羽・張飛が仲良く手すりをつかむイラストが、まるで物語序盤の名場面「桃園の誓い」のよう。この義兄弟がそう言うなら、ならわざるを得ないですね。
この広告は、かつてITmediaで「アジアン・アイティー」を連載し、現在はアジアの経済系メディアに勤める山谷剛史さん(@YamayaT)が紹介したもの。劉備たちが義兄弟の契りを結んだ「桃園の誓い」がモチーフゆえ、「兄弟は独占しない」との文言が説得力抜群です。
「三国志」といえば、日本でもコーエーテクモゲームスのビジュアルが神奈川県の交通マナー啓発ポスターに用いられたり(関連記事)、日経新聞が横山光輝版をコラ画像風広告に使ったり(関連記事)といった前例があります。キャラクターがなじみ深く訴求しやすいのは、本場中国ならばなおさらのことなのかもしれません。
(沓澤真二)
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はははは(目が笑ってない)。