DMM GAMESで提供されているブラウザゲーム「政剣マニフェスティア」(関連記事)が、1周年を迎えました。“さまざまな事情”によりサービス開始直後から存続が危惧されていましたが、偉い先生方の不思議なチカラでかき消されることなく無事に記念イベントを開催することができたようです。
同作は、美少女が戦うファンタジーRTSゲーム。登場ユニットの“政霊”の名前が「イトウ」「クローダー」「サンジョウ」「ヤマータ」「マツカタ」と何かを連想させますが、一切関係ありません。ストーリーに「オショク・ジ剣」や「ダンゴウ虫」「ネン菌」といったものが出てきますが、ホントに一切関係ありません。ただの美少女が戦うファンタジーです。ゲーム開始時に念入りにそういっているので間違いありません。
ただでさえ数カ月で終了してしまうことがざらにあるブラウザゲームの世界で、ギリギリ感あるネタを扱いながら1周年は素晴らしい成果です。そんないろんな意味で危ない橋を華麗に渡ってきた同作の開発社であるテクノードに、話を聞いてみました。
―― 扱っているネタ的に「消されそう」といわれていた時期もありましたが、無事1周年を迎えられたことについて何かコメントなどお願いします
テクノード代表鎌田寛昭さん: 全国の総理の皆さまのおかげで無事1周年を迎えることができました。フィクションをフィクションとして楽しんでいただける大人ばかりで大変ありがたく思っております。また、動画や二次創作でも配慮しつつ応援してくださる総理が多く、感謝の気持ちでいっぱいです。
―― (特に関係ないはずの)政治家のご子息様などから、何かコメントなどが届いたことはありましたか
鎌田寛昭:「献金シテクダサイ」と言われたらどうしようと思っていたのですが、いまのところ連絡はありません。
―― 2周年に向けての意気込みなど
鎌田寛昭:現在、Android版を開発中です。ブラウザ版とともに、末永く続けていきたいです。また、政霊たち一人一人をもっと取り上げていきたいと思っています。
―― 配布キャラでは難易度ハードのマップが厳しくなってきましたが、今後システム的な改変の予定などはありますか
鎌田寛昭:配布キャラだけでのクリアが不可能にならないような調整はしていくつもりです。いかに楽しくクリアしてもらうかがゲームでは大事だと思いますので、無理ゲーにはしません。面白いアイデアがあればどんどん取り入れていきます。
鋭く切り込みつつ、適度な配慮を欠かさなかったことがかき消されなかった理由なのかもしれません。また、ブラウザゲームとしては珍しく高いゲーム性と難易度を誇っている点も、人気の理由かと思われます。
また、Android版も開発中とのことなので、プレイヤーの方にはこちらも楽しみですね。
同作は現在、1周年記念として全ユーザーへのSSRユニット1体配布や、ログインボーナスとして「カワセソーダ」(集めると課金アイテムなどと交換できる)の配布を行っています。
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