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ノロウイルス集団感染を起こしたのり製品がリコールに 小学校などで1000人超の被害者

和歌山県、東京都で給食に使われ、大規模な食中毒感染を起こしていました。

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 消費者庁が、大阪府のメーカー東海屋が製造、販売したのり製品のリコールを発表しました。東京都、和歌山県の小学校などで発生した集団食中毒の原因と見られており、口にするとノロウイルスに感染するおそれがあると注意喚起しています。


画像 ノロウイルスが検出された「キザミのり2ミリ 青」

 和歌山県の幼稚園、小中学校で1月27日、御坊市立給食センターから給食を提供された児童らがノロウイルスに感染。数日間にわたって、学校運営が停止されるなどのトラブルが発生していました。また、2月に入ってからは東京都立川市、小平市でも同様の集団食中毒が発生し、1000人を超える被害者が出ています。

 各種報道によれば、いずれも東海屋から販売されている刻みのりが原因とのこと。そのほか4製品もリコールの対象とされましたが、なかには小売販売されている可能性があるものも存在し、消費者庁は食べずに同社まで連絡するよう促しています。


画像 全5製品がリコール対象に(リコール情報サイトより)

 この件について、東海屋は「被害を受けられました、児童、生徒、教職員等の皆様には、心より深くお詫び申し上げます」と謝罪。集団食中毒のきっかけになった「キザミのり2ミリ 青」は、梱包などの作業を「いそ小判海苔本舗」に委託しており、その際にノロウイルスが「作業員を介して混入したものと考えられます」とのこと。


画像 東海屋は謝罪を発表

マッハ・キショ松

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