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LINEは災害時に家族や友人に無事を知らせる「LINE災害連絡サービス」を追加した。また、LINEを通じた東日本大震災被災地の復興活動・団体への寄付の受付も開始している。
東日本大震災発生時に連絡がとりづらかった経験から、スマートフォンで身近な人とつながるコミュニケーションアプリとして2011年6月に誕生したLINE。2016年4月の熊本地震発生時には国内でのトーク送信数が通常の2倍になるなど、今やインフラとして利用されている。
今回のサービスはこれまでよりも簡単に自分の無事を知らせ、家族や友人など大事な人たちの安否が確認できるというもの。大規模な災害発生時に、災害が発生した国のアカウントを保持しているユーザー全員を対象に、「LINE」の公式アカウントのトーク上に「被害があります」「無事です」「災害地域にいません」という3つのボタンが表示される。いずれかを選択すると、LINEのタイムライン上で友人に無事や被害状況を知らせることができる。本機能は、AndroidおよびiOSアプリからご利用可能だ。
なお、LINEでは被災地の復興を支援するドネーションスタンプ「SMILE東北支援LINEキャラクターズ」の販売と、復興を応援する「SMILE写真」の募集といった施策を実施する。LINE Payを通じて、1口300円の寄付も可能。各ユーザーが保有しているLINEポイントを、1ポイント1円で換金して寄付をすることができる(4月4日まで)。売上全額が支援先として選定した東北の復興活動を行う5団体に等分して寄付される。
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災害直後は控えたほうがいい。