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地下鉄博物館所蔵の「地下鉄車両1001号車」が国の重要文化財として指定された。この車両は日本初の地下鉄車両として知られており、文化審議会から文部科学大臣に答申されたことを受け、鉄道用電気車両として初の指定となった。
「地下鉄車両1001号車」が国の重要文化財として指定された理由としては、1927年から1968年の約40年間一貫して営団地下鉄の銀座線で活躍したため。ほかにも、この車両が日本初の自動列車停止装置を装備していたり、当時では珍しかったドアエンジン搭載により全ドアの開閉を自動化していたりと、鉄道史・交通史上ともに重要であることが決め手となった。
(大里ミチル)
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