「Nintendo Switchに入れていたSDカードが熱で溶けた」海外で報告 現在サンディスクが原因を調査中
サンディスクは溶けた現物を提供してもらい原因を調査予定。(追記)
3月13日に、ポーランドのTwitterユーザーSos Sosowskiさんが(@Sosowski)「サンディスクのSDカードをNintendo Switch(以下「Switch」)に入れて遊んでいたら熱で溶けた」として溶けたSDカード写真を投稿しました。同写真からは、プラスチックが一部変形し指紋が刻まれている様子が分かります。
このツイートは一部まとめブログを通じ、日本国内で「Switchの熱で溶けた」と拡散されました。しかし、同氏は「プレイ中本体がかなり熱くなっていた」としながらも、「原因はSwitchではなくSDカードにあるようだ」とその後にツイートしています。
この「原因がSDカードにある」というツイート根拠として、Sos Sosowskiさんは同商品のAmazonのユーザーレビューをあげています。「使用中に熱で溶けた」または「使用中に非常に熱くなった」というものが、全2万件強あるレビューに20件ほど確認できました。
※初掲載時は1件としておりましたがこれはSos Sosowskiさんがピックアップしていたレビュー件数でした。お詫びして訂正いたします。
同氏はツイート時にサンディスクにリプライを送っていたこともあり、現在海外のサンディスク公式アカウントがサポートを申し出ています。同氏はこの申し出に「Will do! Thank you!」と答えていることから、サポートを受けるもよう。
実際、この件はどちらに原因があったのでしょうか。ねとらぼ編集部では任天堂に取材を試みましたが、「個別の回答は差し控えさせていただきます」とのことでした。
次にサンディスクに話をうかがってみたところ、以下のような回答をもらえました。
- 現在サンディスク本社でSos SosowskiさんからのSDカードの提供を待っている状態であり、まだなんともいえない
- 今後は溶けたSDカードの実物を入手次第、ラボなどに持ち込み原因の調査が行われる予定
- 同じSDカード自体は世界中で大量に売られている商品で、リコールになるような事例は報告されていない
以上のことから、現段階ではまだどちらに原因があったのかははっきりとしないようです。今後サンディスクで原因の調査結果が出たら、何かしらの発表があるかもしれません。
3月17日11時45分追記
内容と表現を一部修正しました。また、3月17日時点でSos Sosowskiさんはツイートを削除し謝罪しています。
3月17日17時30分追記
再度内容を一部修正いたしました。お詫びして訂正いたします。
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