ITmedia ガジェット 過去記事一覧
検索
ニュース

約70キロのハイエナを捕食するアフリカニシキヘビ、ケニアで発見 大きな口で頭から丸飲みに

異例の出来事で、研究団体も驚きの反応。

 ケニアで、68キロのブチハイエナを丸飲みにしているアフリカニシキヘビが発見され、その動画がYouTube上に公開されています。

 動画冒頭には、動く気配のないハイエナに体を巻きつけている体長4メートルのアフリカニシキヘビの姿が。しばらくすると大きく口を開いて、頭から丸飲みにしているシーンに移ります。自分よりも太いハイエナの胴体に合わせて、体を柔軟に変形させており、もし人間が同じことをしようとしたら、のどが裂けてしまいそうです。

 「National Geographic」によると、ケニアとタンザニアの国境沿いにあるマサイマラ国立保護区を休暇中に訪れた人物が動画を撮影。その後、ハイエナに関する研究を行っている「Holekamp Lab」に連絡がいったとのこと。同団体のMichael Kowalski氏はこの件について「originally very skeptical(最初はとても懐疑的だった)」とブログ上でコメントしており、ブチハイエナのような大きな肉食獣を捕らえることは極めて異例なようです。

 しかし、このアフリカニシキヘビはハイエナを食べ慣れているらしく、巧みに飲み込む様子を見せていました。獲物のサイズが大きかったため、これから数カ月間にわたって捕食をせず、じっとしているだろうと予想されています。


画像 ハイエナの顔の先に、小さなアフリカニシキヘビの頭が


画像 飲み込みはじめると、ハイエナの胴体に合わせて一気に大きく


画像


画像 少しずつ丸飲みにしています


画像 食べられちゃったハイエナさん

マッハ・キショ松

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る