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正会員が男性限定だった「霞ヶ関カンツリー倶楽部」で女性会員への道が開かれる 臨時理事会で定款細則の改定を決議

2020年の東京オリンピックのゴルフ会場に予定されており、IOCからも五輪憲章の原則に抵触するとの指摘が。

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 2020年の東京オリンピックのゴルフ会場に予定されている「霞ヶ関カンツリー倶楽部」(埼玉県川越市)が20日に臨時理事会を開催し、定款細則の改定を決議。今後は女性にも正会員への道が開かれることになったと、公益財団法人日本ゴルフ協会、公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会、公益財団法人日本オリンピック委員会の3団体が発表した。


 同倶楽部は正会員を男性に限定していたことから「女性差別」ではないかとの指摘があり、国際オリンピック委員会(IOC)からも、あらゆる差別を禁じた五輪憲章の原則に抵触すると改善を求められていた。

霞ヶ関カンツリー倶楽部 プレスリリース

 霞ヶ関カンツリー倶楽部は80年以上の歴史を誇る名門クラブで、日本で最初に36ホールを持った。1957年には日本で初めて開催されたワールドカップ(第5回東京大会で当時は「カナダカップ」)が行われた。

 今回の改定を受けて森喜朗組織委員会会長は関係者への感謝とともに、「霞ヶ関カンツリー倶楽部は、オリンピック競技大会に相応しいコースを有し、世界に誇れるゴルフクラブであると承知しております。このコースで世界のアスリートが最高の競技ができることは、日本の誇りでもあります。大会開催のためにこれまで数々のご尽力をいただいてきたクラブ役員、その他会員の皆さまに感謝すると共に、組織委員会としても引き続きしっかりと準備を進めて参ります」とコメントしている。

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