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1912年に北大西洋上で氷山に接触し、現在も水深3800メートルの海底に沈んだままになっているタイタニック号。その様子を潜水艦で見ることができるツアー企画の参加者募集が行われています。
潜水艦の開発、製造などを手掛ける米国の企業・OceanGateらは、2018年からタイタニック号の大規模な調査を実施。パイロット、科学者などから構成されるそのチームに、有償で参加する「ミッションスペシャリスト」の募集が行われています。
カナダのニューファンドランド・ラブラドール州から出発する8日間の日程。「ミッションスペシャリスト」は必要な訓練を行った後、水深4000メートルまで潜ることができる有人潜水艦「Cyclops 2」で海底に向かい、潜水艦整備のアシスタントなどとして調査に参加します。世界的に有名ながら、実際に目にした人はほとんどいない沈没後のタイタニック号を見られるほか、「深海の探検家、科学者からレクチャーを受けたり、議論したり」といった体験が楽しめるとのこと。
2018年5〜7月までに7回調査することが予定されていますが、参加料金として約10万ドル(日本円で約1000万円)かかるため、庶民のわれわれには厳しそう。さすがタイタニック号、ある意味で豪華客船らしいお値段です。
(マッハ・キショ松)
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