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「時代にそぐわなかった」……製造台数は200台未満 注目が集まる「逆両替機」についてメーカーに聞いた 

「全国に設置してほしい」と話題になった逆両替機ですが、約5年前に製造終了。

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 両替機といえば、ゲームセンターなどで紙幣を硬貨に崩すときに使用するものですが、通常の使い方とは一味ちがう一風変わった両替機がTwitterで話題になっています。その名も「逆両替機」。


逆両替 これは便利(ばしこさんのTwitterより

 この逆両替機は、アミューズメント施設向けにメダルバンクや両替機を販売するユニカの製品で、50円硬貨2枚を100円硬貨1枚に、10円硬貨5枚を50円硬貨に両替する機能がついた両替機。硬貨をお札に両替する機能はついていません。画像付きで投稿された逆両替機のツイートは、「めちゃくちゃ欲しい」「全国に設置して欲しい」と話題になり、現在1万RTを突破しています。

 ユニカに問い合わせたところ、この逆両替機は約10年前に製造していたもの。ゲームセンターなどでは100円硬貨・50円硬貨が必要になることから、要望を受けて製造しましたが約5年の製造期間の後、製造終了に。理由について担当者は「時代にそぐわなかった」とコメントしています。


逆両替 ユニカの製品一覧にもありません(ばしこさんのTwitterより

 Twitterの反応を見る限りでは大きな需要があるようにも感じますが、ゲームセンターの現場では活躍できなかった逆両替機。製造された台数に関しても「100台から200台くらい」(ユニカ担当者)で、現在では非常にレアな両替機となっているようです。

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