advertisement
リンガーハットは3月30日、長崎ちゃんぽん専門店「リンガーハット」の営業時間を4月1日から短縮することを発表しました。
同社は昨年より一部店舗での「営業時間短縮」や「閉店時間30分前のオーダーストップ」を推進。そして今回さらに首都圏を中心に53店舗での営業時間短縮を決定しました。各店舗で閉店時間は異なるものの、最短で30分、最長で5時間の短縮を実施するとしています。
狙いは主に従業員の安定的な雇用確保やモチベーションの向上で、同社による「働き方改革」の一環として行われます。また同時に、ランチタイムやディナータイムに従業員を手厚く配置するなど、より質の高いサービスの提供を目指します。
その他にも同社では今年3月1日に「65歳定年延長」を導入し、正社員の定年を現状の60歳から65歳に延長。賃金・賞与に昇給・昇格は60歳以前と同様とする制度で、希望する場合は60〜64歳の間で定年することも選択可能です。
また従業員の負担を軽減するためとして、長崎ちゃんぽん専門店「リンガーハット」・とんかつ専門店「濱かつ」の一部店舗において業務の機械化を推進。すでに「タブレット注文」をはじめ、会計時の「自動釣銭機」や、ご飯のおかわりをセルフ化する「自動ごはんおかわり機」などが設置されています。
(宮原れい)
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- すかいらーく、大部分の店舗で深夜営業を縮小 「従業員のワークライフバランス推進」
深夜営業している店舗の多くを原則2時閉店、7時開店に。 - 「より良いサービスと従業員の環境改善のため」 ロイヤルホストの24時間営業が終了へ、定休日導入も検討
ロイヤルホストでは2011年から営業時間の見直しを行っていました。 - 最高としか言いようがない オリックス、“5日間連続で有給休暇を使うとレジャー費用を支給してもらえる制度”導入
弊社にも! 弊社にも! - 「違法な時間外労働が約44%の事業場で確認」 厚労省が長時間労働に関する監督指導結果を公表
脳・心臓疾患を発症した労働者が、その直近6カ月間平均で月92時間の時間外労働を課されていた事例も。 - 「受刑者の7時間労働が楽過ぎるので8時間へ」報道に驚きの声 「合わせるのが逆」「服役したい」
法制局は「国民の声を聞いて調整していく」との返答。