ビックカメラは、仮想通貨「ビットコイン」による決済サービスを4月7日より試験導入すると発表しました。対応店舗はビックカメラ有楽町店、ビックロ ビックカメラ新宿東口店の2店舗です。
ビットコインは世界で最も普及・流通しているとされる仮想通貨で、全世界で約2000万人のユーザーが利用しています(2017年3月現在 bitFlyer調べ)。ビックカメラではビットコインが先行して普及している海外からの観光客の利用を見込み、試験導入を決定したとのことです。1会計に付き10万円相当のビットコインまで利用できます。
同社によると国内大手小売店としては初めての導入とのこと。世界各地で利用者が急増しているビットコイン、今後導入する企業が増えていけば使ってみたいと思う人もいるのではないでしょうか。
ビットコインの入手方法の1つとして仮想通貨と日本円などの法定通貨を交換する「仮想通貨交換サービス」の利用があります。2017年4月1日に改正資金決済法が施行され、このサービスを行う事業者は仮想通貨交換業の登録が必要になりました。資本金が1000万円以上であるなど一定の要件を満たさなければ登録できません。トラブルにあわないためにも仮想通貨交換サービスを利用する際には登録業者かどうか確認して欲しいと国民生活センターや金融庁は注意を呼びかけています。登録業者は今後金融庁のWebサイトで随時公表していくそうです。
仮想通貨には価格が急激に低下するリスクなどさまざまなリスクがあり、仮想通貨交換の登録業者だからといって、取引にリスクがないということではありません。仮想通貨がどんな仕組みでどんなリスクがあるのか、よく理解してから利用することが大事なようです。
(高橋ホイコ)
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