漫画・名探偵コナンに登場する探偵道具の性能を、物理エンジンを使用して検証する動画がニコニコ動画に投稿されました。数々の窮地を救ってきたコナンくんの探偵道具ですが、えげつない技術力で開発されていたようです。
コナンくんの身長102センチ、体重18キロというプロフィールを前提に、まず検証されたのは「キック力増強シューズ」。電気と磁力で足のツボを刺激することで筋力を極限まで高め、その名の通りキック力を飛躍的に増加させるシューズです。身長240センチ、体重115キロの犯人が蹴られたやかんによって若干浮く……という描写を参考に、蹴られたやかんの速度を計測します。
まず、やかんが時速130キロだった場合。もうすでに速すぎる気がしますが、これでは相手の首を反らせる程度の威力で、浮かせるには程遠いもよう。また、時速480キロの場合でも後ろに倒すことはできますが、相手の体は浮きません。犯人……大丈夫なのか……。
すでに犯人の命が危ない気がしますが、投稿者が徐々に速度を上げ検証した結果、コナンくんが蹴ったやかんの速度は少なくとも時速1900キロが出ていることが判明したそうです。拳銃より危ない。
次はターボエンジン付きスケボーを検証します。太陽電池で時速80キロの速度がでるモンスターマシンですが、押し込み量の少ないアクセルペダルで初速の微調整がしづらいため、立ったままスケボーをスタートさせるのは困難。
仮に乗ることができても、5センチの段差にぶつかっただけで32メートルも吹っ飛ぶという非常に危険な乗り物になってしまいます。このスケボーは、実際にはハンドルを付けたり、速度を微調整できるシステムを搭載させたりなどの対策が必要なようです。
蹴ったやかんが時速1900キロになるシューズや、80キロの速度がでるスケボーを使いこなすコナンくんもスゴイですが、これらを開発した阿笠博士は一体何者なのでしょうか……。
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